Q&A
Q&Aコーナー
- Q1
前のプレーヤーがスタートマット直前に掘れた穴を埋めもどさずに先に行ってしまった。
この穴を埋めもどしできますか? - A1
プレーヤーの判断で穴を埋めることができます。ただし、迅速に直してティーアップしましょう。
- Q2 ホールポストに近づいたボールは続けて打つことができますか?
- A2
おおむねクラブヘッドの長さ位に近づいた場合は、続けて打つことがよいでしょう。
同伴プレーヤーに「お先に失礼」と言って打つのがエチケットです。 - Q3 ボールがホールポストの底円の真上に止まった場合は、「トマリ」となるのでしょうか?
- A3
「トマリ」です。
底円の真上から見て判定しましょう。 - Q4 講習会・公式大会での打順はプレーヤーが自由にきめてもよいのでしょうか?
- A4
主催者が決めた方法で行ってください。子どもや初心者が多い場合は一番から1打ずつ順番に打って行くとまちがいないと思います。
- Q5 打順にはどのような方法がありますか?
- A5
あらかじめきめられた打順通りに打つ固定方式と、次ホール目から打順を一つずつ繰り上げて打つローテーション方式とがあります。
- Q6 打順をまちがえた場合どうなるのでしょうか?
- A6
打順をまちがえて打ってしまった場合は、同伴プレーヤーが認めれば次の打から元の打順にもどします。
しかし、同伴プレーヤーが打ち直しを要求した場合は正しい打順にしたがってプレーをやり直します。
1打付加はありません。 - Q7 まちがえて、他のプレーヤーのボールを打ってしまった場合は、どうすればよいでしょうか?
- A7
まちがえて打ったボールは、ボールの持ち主が元の位置にもどし、まちがえたプレーヤーは自分のボールを打ち直します。
1打付加はありません。 - Q8 認定用具はどのように確認すればよいですか?
- A8
クラブ、ホールポスト、スタートマットには「公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会認定品」の文字、ボールには「JGGA」「(認)」と表示されています。
また、認定用具には「証紙」が貼付されています。しかし証紙がはがれ、なくなっても認定用具であることに変わりありません。 - Q9 クラブヘッドを保護するために、打面に薄いテープやシールなどを貼ることはできますか?
- A9
打面にテープやシールなどを貼ることはできません。テープやシールなどの材質、厚さによりクラブの機能を変えることにつながります。
なお、購入時に打面に傷付きについての説明シールなどが貼られている場合は、はがして使用してください。 - Q10 クラブシャフトの長さを自分に合わせて短くすることはできますか?
- A10
用具標準規則の範囲内(全長は50cm以上100cm以下)であれば短くすることはできます。
- Q11 ボールホルダーをクラブにつけたままでプレーできますか?
- A11
ボールホルダーをつけてプレーすることはできません。
改造とみなされます。 - Q12 ゲームの途中でボールやクラブを替えてもよいでしょうか?
- A12
途中で替えることはできません。ただし、1ラウンド(8ホール)単位で替えることはできます。
なお、途中でクラブが壊れたりボールが割れたりした場合は、その時点で替えることができます。
大会や講習会の場合は、同伴プレーヤーまたは主催者に確認してから替えましょう。 - Q13 ボールやクラブヘッドが当たって、ホールポストが動いてしまったとき、元にもどすのはいつですか?
- A13
動いた時点で元の位置に正しくセットし直します。ホールポストはプレー中、U字ピンやおもりなどで動かないようにしておきましょう。
なお、プレー中にホールポストが正しくセットされていないことに気がついた場合は、その組全員がそのホールを終了してから正しくセットし直しましょう。 - Q14 地面が傾斜地で打ちにくいので、ライン上に目印を置いてもよいでしょうか?
- A14
地面の小石・小枝や砂などを目標とするのは差し支えありませんが、新たにマーカーなどを目印に置くのは許されません。
- Q15 小石・小枝・砂などは、取り除いてもよいでしょうか?
- A15
ボールはあるがままの状態でプレーしなければなりません。
取り除いた場合は、反則となり1打付加します。 - Q16 プレー中に打ったボールが他のホールポストに入った場合は、どうすればよいでしょうか?
- A16
打てる場合はそのまま打ち、打てない場合はホールポストに近づかないクラブ1本分の距離内に動かして打ちます。
ただし、この場合は1打付加します。また、コース内に設置されている物はすべて動かせない障害物として、同じ処理をしてください。 - Q17 ボールはクラブヘッドのどの部分で打ってもよいでしょうか?
- A17
ボールは、クラブヘッドの「打面」で打ちます。ホールポストの近く、あるいは狭い場所などのやむを得ない場合に限って、どの部分でも打つことができます。
- Q18 ホールポストとボールを結ぶ線上を、またいで打ってもよいのでしょうか?
- A18
ホールポストとボールを結んだ線およびボールの延長線をまたいで打ってはいけません。
この場合は1打付加となります。
またいで打った場合は、押し出し、かき寄せなどと同様、ボールをヘッドで正しく打つということに反するからです。 - Q19 クラブを逆に持ち、グリップエンドで打ってもよいでしょうか?
- A19
ヘッドの部分以外で打ってはいけません。グリップエンドで打ってはいけないのです。また、ヘッドの部分を持って打ってもいけません。
この反則は1打付加します。 - Q20 1打目で、から振りしてボールが落ちた場合、どうすればよいでしょうか?
- A20
スイングしたらから振りになって、その風圧でボールが動いたり、スタートマットだけにクラブが当たってボールが動いた場合は打ったことにはなりません。もう一度ボールを元の位置にもどして打ち直します。
1打付加はありません。 - Q21 アドレスに入って(打とうとして構えたら)クラブが触れてボールが動いてしまった場合、打ち直すことができますか?
- A21
打ち直すことはできません。ボールにクラブが当たり、ボールが動いてしまった場合は、打ったことになり、次の打はボールが動いて止まった位置から始めます。
ただし、1打目でクラブが触れてもボールがティから落ちなかった場合は、打ったことにはなりません。 - Q22 ゲーム中にボールが溝に落ちたり、深い草などでボールを他の所に移動しないと打てない場合、どれくらいの範囲で動かしてよいのでしょうか?
- A22
ホールポストに近づかないで、クラブ1本分の距離内にボールを動かして打ちます。
ただし、この場合は1打付加します。溝に落ちた場合の基点は、ボールが止まった所ではなく、ボールが落ちた所です。 - Q23 打てなかった場合に1打付加して動かしますが、その打順は動かしたので打てませんか?
- A23
打てません。
次の打順まで待ちましょう。 - Q24 コース外に出たボールが、コース内にもどって止まった場合は、どうなるのでしょうか?
- A24
止まったボールがコース内であれば、止まった位置からプレーを続けます。
- Q25 打つ前に作戦として他のプレーヤーのボールを取り除かないよう要求できますか?
- A25
要求できません。
自分のボールをトマリとするために他のプレーヤーのボールを意図的に利用(クッション)することはできません。 - Q26 プレーの妨げになる他のプレーヤーのボールは、どのようにして取り除いたらよいでしょうか?
- A26
ボールの持ち主が、ホールポストに対して、ボールの後方にマークをしてから取り除きます。その際、直径20mm程度、厚さ2mm程度の大きさのマーカー(30mm程度のリボンなどのついたものも可)を使用するのがよいでしょう。
- Q27 ホールポストに向かって打とうとしたら、ライン上に他のプレーヤーのマーカーがあった場合、横にずらしてもらうことができますか?
- A27
他のプレーヤーが置いたマーカーは、地面の小石・小枝や砂と同じ扱いであり、横にずらしてもらうことはできません。
- Q28 自分のボールが他のプレーヤーのボールに当たったら、どうなるでしょうか?
- A28
他のプレーヤーのボールに当たった場合は、自分のボールは当たって止まった位置、当てられたボールは持ち主が元の位置にもどします。
- Q29 打ったボールが他のプレーヤーのボールに当たり「トマリ」した場合は、どうなるのでしょうか?また当てられたボールが「トマリ」した場合は、どうなるのでしょうか?
- A29
当てたプレーヤーのボールがホールポストの中に入った場合は、「トマリ」です。当てられたプレーヤーのボールがホールポストの中に入ってしまった場合は「トマリ」は認められません。ボールは持ち主が元の位置にもどします。
- Q30 プレーヤーなどにボールが当たってしまった場合、どうすればよいでしょうか?
- A30
他のプレーヤーや観客に当たってしまった場合は、小石・小枝や障害物と同じ扱いになり、ボールが止まった位置からプレーします。
- Q31 風が吹いてボールが動いてしまった場合、どうすればよいでしょうか?
- A31
ボールが風で動いてしまった場合は、そのままボールが止まった位置からプレーを続けます。
- Q32 スコアカードはどのようなものを使えばよいですか?
- A32
規定はありませんが、日本協会としては、下記のスコアカードを標準としています。
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よくあるご質問
(佐賀県グラウンド・ゴルフ協会文責)
- Q ホールポストの脚の真横で止まったボールを、自分の足に故意に当てて入れた場合は違反でしょうか。
- A
違反です。
- Q スタートマットの下にテープ等で1m位の長さをとり、その長さの範囲でスタートマットを移動してプレーしても良いでしょうか。(芝生の保護のため)
- A
移動できません。スタートマットは正しく設置し、固定してプレーを行ってください。
- Q
前のプレーヤーが自分の足跡を直さず、後のプレーヤーは、その足跡のため不公平になります。
自分でライン上に他のプレーヤーがつけた足跡を直すことはできないでしょうか? - A
(1) 自分で他のプレーヤーの足跡を直すことはできません。
(2) ぬかるんでいる時は、ボールが通ると思われるライン上は、できるだけ避けて移動するようにしましょう。 - Q
(1) スタートマットに載っていた他のプレーヤーのボールを、自分のボールと間違い打ってしまいました。有効打としてボールの止まった位置で自分のボールと交換してよいでしょうか?
(2) また、ホールインワンした場合はどうしたらよいですか? - A
(1) 有効打としてボールを交換することはできません。打ち直しとなります。
ホールインワンの場合も同じです。
(2) 間違えて打ったプレーヤーに1打付加はありません。 - Q 他のプレーヤーがマークしたところから打った場合はどうしたらよいでしょうか?
- A
自分のマークしたところから打ち直します。1打付加はありません。
- Q 打順を間違えて打ち、他のプレーヤーが打ち直しを要求した場合は、正しい打順に従ってプレーをやり直しますが、組の中で一人でも要求すれば打ち直しになりますか?
- A
次の打から元の打順に戻すのが良いでしょう。しかし、組の中の一人でも要求すれば打ち直しになります。
- Q ボールを打ったら、ホール(ポスト)を間違えました。その場合には打ち直しできますか?
- A
(1) 正しいホールのスタートマットから、他のホールのホールポストに打ってしまった場合は、打ち直しできません。ボールが止まった位置から、正しいホールに向かってプレーを続けます。
(2) 間違えて他のホールのスタートマットから打ってしまった場合は、正しいホールでプレーをやり直します。 - Q 前の組のプレーが終了していないのに、次の組がプレーを始めました。どうしたらよいでしょうか?
- A
次の組は、その場でプレーを中断し、前の組が終了した後にプレーを再開します。
前の組が終了したのを確認してからプレーを始めるようにしましょう。 - Q プレーを始めたら、同じ組のプレーヤーのボールが同じ色であったため、ボールの持ち主の判別がつきませんでした。この場合、ラウンド中でも同伴プレーヤーに確認のうえ、ボールを交換することはできますか?
- A
交換することはできません。プレー開始前に確認しあいましょう。
- Q 自分でクラブにグリップテープを巻く場合に、太さはどのくらいまでならよいでしょうか?
- A
安全面を考慮して極端に太いものは避けてください。
- Q クラブやボールが当たり、ホールポストが動いた場合に、動いた時点で元の位置に正しく直すとありますが、もともと歪んでいた場合の戻す位置はどこでしょうか?
- A
(1) スタート前に歪みに気づいた場合は、その場で正しい位置に直します。(全員プレー前)
(2) 正しくセットされていたホールポストが、その組のプレー中に歪んだ場合は、その場で正しい位置に直します。
(3) ホールポストの歪みに気付かずスタートした後、歪みに気付いた場合は、その組がホールを全員終了した後、正しい位置に直します。
(4) 歪んでいたホールポストにボールが当たり、さらに歪んだ場合は、歪んでいた状態に戻してプレーします。 - Q ホールポストのすぐそばで打とうとした時、風が邪魔になった場合の処置はどうしたらよいでしょうか?
- A
旗を片手で押さえながら打つのは違反です。
旗を回して向きを変えて打つのは違反です。 - Q プレー中に風が強く、打球のライン上に小枝や葉が飛んできました。取り除くことはできますか?
- A あるがままの状態でプレーすることが基本ですので、すべてのプレーヤーのプレーが終了するまで取り除けません。
- Q ボールがベンチの下に入ってしまった場合、クラブヘッドの底面(ソール)の部分でビリヤードのようにして打つことはできますか?
- A 正しく打つ(ヒット)ことができれば、ヘッドの底面(ソール)でも打つことができます。また、両ひざまたは片ひざをついても違反ではありません。
- Q 壁際でクラブのヘッドの厚みよりやや広い位置にボールが停止した場合、ボールと壁の間にクラブを入れてシャフト部分をはじくようにして打ってもよいでしょうか?
- A クラブヘッドの部分で正しく打つ(ヒット)ことができれば、差し支えありません。
- Q ボールを打ったが、ボールが動かなかった場合、打数に数えなくてよいでしょうか?
- A 打った(ヒット)場合は、ボールが動かなくても1打となります。
- Q 片手で打つことはできますか?
- A 片手で打つことはできますが、押し出しやかき寄せにならないように両手で打ちましょう。
- Q 壁の近くにボールが止まり、ホールポストに向かって打つことができない場合、壁に向かって打ち、跳ね返りを利用してもよいでしょうか?
- A 壁に向かってクラブヘッドで正しく打てば、跳ね返りを利用することも可能です。
- Q 次打者が打球してボールが動いている際に、自分の止まっているボールを拾い上げたり、他のプレーヤーのボールが自分のボールに当たりそうになった時、一瞬拾い上げたりすることは違反でしょうか?
- A
次打者が打球して動いている際に、自分の止まっているボールをマークして取り除くことはできます。マークをしないでボールを取り除いてはいけません。
プレーの妨げになるボールは、事前にマークして取り除きましょう。
ルールブックについて
「グラウンド・ゴルフ ルールブック2018」 1冊:500円(送料実費)

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用語集
ホール | 1つのスタートマットとホールポストの組合せをいう。 |
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コース | 8ホールの単位をいい、コースが複数ある場合には、「Aコース」「第1コース」「赤コース」などと任意の表現により表す。 |
ラウンド | 1コース(8ホール)プレーすることをいい、ラウンドが複数ある場合には、「第1ラウンド(1R)」などと数字により表す。 |
ゲーム | 1ラウンドにおけるゲームが時間別に複数ある場合は、「第1ゲーム(1G)」などと数字で表す。 |
グループ | 同一コースでプレーするプレーヤー群をいい、グループが複数ある場合には「Aグループ」「第1グループ」「赤グループ」などと任意の表現で表す。 |
プレー | グラウンド・ゴルフを行う一連の運動 |
組 | 一緒にラウンドするプレーヤーの単位 |